2003.09.09 Tuesday
新世代のための月間に因んだ例会 〜 当サイトも卓話に乱入♪
今月は新世代のための月間。多くのRCは「新世代のための月間に因んで」と題し、新世代委員会(青少年奉仕委員会)が例会を担当している。
<いいことばかりではないはず / 札幌東RC>
4日(木)の札幌東RC例会では2510地区新世代委員長の卓話が行われた。同RCの会員ということもあり、会員卓話の趣は拭えず。内容は今年6月の豪州世界大会の際に行われた北海道ナイトの様子を、スライドで紹介するというもの。過去にホストした豪州からの交換学生との再会を中心に話が組み立てられていたが、YEP事業に携わったロータリアン以外にはわかりづらい構成であることは否めない。
確かに青少年交換事業は新世代プログラムを代表するものであろう。しかし問題点も近年露呈され始めている。2510地区でいえば、学生数が適性であるのか。ホストRCが偏っている上、必ずしも歓迎しているRCばかりではないことも表面化してきた。昨年度には、あるホストRCがホストファミリーを調整し切れず、滞在先のない交換学生さえ生み出してしまった。難民のような気の毒さだが、これほどの大問題についての反省点など一切が表に出てこないまま。
ロータリアンとして、仲間の子弟を外国に派遣すればこそ、他国からの学生を「交換」に受け入れよう、という気構えが発生する。しかし昨今は会員子弟では交換学生数の枠が埋め切れず、一般からの公募が増えてきた。どこの誰の子供か明らかではなく、派遣される学生本人さえも「RCってなんだかわからないけど留学させてくれるっていうから」という姿勢で発つのに、その「交換」の学生を本腰入れてホストしようという雰囲気は生まれまい。
「日本から豪州に帰った○○さんは、ガバナーとの再会に大喜びでした」などという独善的なスライド紹介の裏側に潜む、多くの問題点とその解決方法を解説するのが地区委員長の責務ではなかろうか。
<当サイトも少しお話 / 札幌手稲RC>
6日(土)は札幌手稲RCの例会。卓話は阿部新世代委員長。IAC・RAC・YEPという一連のRC新世代プログラムについて解説された。同RC新世代委員会は昨年、中学生のパネルディスカッションをちえりあで開催。また中学生スポーツ大会も毎年主催している。
ところでこの卓話に先立ち、たまたまMUに訪れていた当サイトにスピーチの機会が与えられた。ROTEX・RACOBのロータリアンとして昨年IACを担当した話で、新世代の話題に花を添えた、と自負している。
余談だが、同RC出席によって札幌市内15RC(ホームクラブを除く)すべてにMUをしたことになる。
<恩師の卓話の前ではロータリアンになれぬ / 札幌清田RC>
9日(火)の札幌清田RC例会。「豊かさという名の仮想世界が人の成長を歪めている!」と題した卓話。ゲストスピーカーは札幌市中央区PTA連合会の蓬田幸男事務局長。22年前、北海道教育大学教育学部附属札幌中学校で当サイトの担任だった先生である。恩師の卓話を目の前に当サイトは「当時から豪勢で名物教官として先輩から語り継がれていた方でしたが、全然変わっていないのもすごい(^_^)卓話を聴くというよりは、授業を受けているかのよう。当時を思い出して泣きそうになりましたわ」と嗚咽を漏らした。
卓話は、現代社会の傾向を教育的な視点で語られた。「教え子の矢橋君を前に懺悔しますが…」との言葉も。
配布された資料は先生によって作成されたもの。端々に洒落のきいた言い回しや、フォントサイズを小さくしてさりげなく書き添えた注意書きが配置されている。「こういうのも昔、ガリ版刷りで作られたプリントと変わらない。いかついのに繊細でかわいいことをするから人気があったのだねぇ」と当サイトは目を細めた。
<いいことばかりではないはず / 札幌東RC>
4日(木)の札幌東RC例会では2510地区新世代委員長の卓話が行われた。同RCの会員ということもあり、会員卓話の趣は拭えず。内容は今年6月の豪州世界大会の際に行われた北海道ナイトの様子を、スライドで紹介するというもの。過去にホストした豪州からの交換学生との再会を中心に話が組み立てられていたが、YEP事業に携わったロータリアン以外にはわかりづらい構成であることは否めない。
確かに青少年交換事業は新世代プログラムを代表するものであろう。しかし問題点も近年露呈され始めている。2510地区でいえば、学生数が適性であるのか。ホストRCが偏っている上、必ずしも歓迎しているRCばかりではないことも表面化してきた。昨年度には、あるホストRCがホストファミリーを調整し切れず、滞在先のない交換学生さえ生み出してしまった。難民のような気の毒さだが、これほどの大問題についての反省点など一切が表に出てこないまま。
ロータリアンとして、仲間の子弟を外国に派遣すればこそ、他国からの学生を「交換」に受け入れよう、という気構えが発生する。しかし昨今は会員子弟では交換学生数の枠が埋め切れず、一般からの公募が増えてきた。どこの誰の子供か明らかではなく、派遣される学生本人さえも「RCってなんだかわからないけど留学させてくれるっていうから」という姿勢で発つのに、その「交換」の学生を本腰入れてホストしようという雰囲気は生まれまい。
「日本から豪州に帰った○○さんは、ガバナーとの再会に大喜びでした」などという独善的なスライド紹介の裏側に潜む、多くの問題点とその解決方法を解説するのが地区委員長の責務ではなかろうか。
<当サイトも少しお話 / 札幌手稲RC>
6日(土)は札幌手稲RCの例会。卓話は阿部新世代委員長。IAC・RAC・YEPという一連のRC新世代プログラムについて解説された。同RC新世代委員会は昨年、中学生のパネルディスカッションをちえりあで開催。また中学生スポーツ大会も毎年主催している。
ところでこの卓話に先立ち、たまたまMUに訪れていた当サイトにスピーチの機会が与えられた。ROTEX・RACOBのロータリアンとして昨年IACを担当した話で、新世代の話題に花を添えた、と自負している。
余談だが、同RC出席によって札幌市内15RC(ホームクラブを除く)すべてにMUをしたことになる。
<恩師の卓話の前ではロータリアンになれぬ / 札幌清田RC>
9日(火)の札幌清田RC例会。「豊かさという名の仮想世界が人の成長を歪めている!」と題した卓話。ゲストスピーカーは札幌市中央区PTA連合会の蓬田幸男事務局長。22年前、北海道教育大学教育学部附属札幌中学校で当サイトの担任だった先生である。恩師の卓話を目の前に当サイトは「当時から豪勢で名物教官として先輩から語り継がれていた方でしたが、全然変わっていないのもすごい(^_^)卓話を聴くというよりは、授業を受けているかのよう。当時を思い出して泣きそうになりましたわ」と嗚咽を漏らした。
卓話は、現代社会の傾向を教育的な視点で語られた。「教え子の矢橋君を前に懺悔しますが…」との言葉も。
配布された資料は先生によって作成されたもの。端々に洒落のきいた言い回しや、フォントサイズを小さくしてさりげなく書き添えた注意書きが配置されている。「こういうのも昔、ガリ版刷りで作られたプリントと変わらない。いかついのに繊細でかわいいことをするから人気があったのだねぇ」と当サイトは目を細めた。