2002.08.02 Friday
米山奨学生、ロータリアン企業に就職内定
北海航測(本社・札幌市中央区)は1日(木)、アフガニスタンからの米山奨学生(世話クラブ : 札幌はまなすRC)ジャン氏を10月採用することを明らかにした。これを受けて今日午前、札幌入国管理局で在留資格の変更を申請した。
ジャン氏は同社社長(札幌西RC)が2510地区代表幹事を務めていた97年、奨学金問い合わせのため同地区ガバナー事務所(現 北海航測別館)を訪れた。しかしその年の申し込み締切はすでに過ぎており、翌年は学会発表で渡米のため受験できずと不運が続いた。翌々年、見事奨学生試験に合格したが、それまでの間、同社社長が公私に渡り相談に乗っていた。大学院では情報処理を研究しており、同社システム開発部門の業務を手伝ったこともある。札幌で働きたいジャン氏と、その専門性を評価した同社とで思惑が一致。今回の内定に至った。
同氏夫人は同社社長夫人が運営する公文教室でアルバイトをしていたこともあり、また同社常務(札幌東RC)は大学院で同氏の同期にあたるなど、家族ぐるみでの付き合いもあった。