ロータリークラブ処世訓

世渡り上手なロータリアンになるための傾向と対策
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お嬢さんを迎えに行けたらという件についての地区委員長へのメール
野澤委員長

いつもお世話になっております。
標記タイトルのFAX、本日午後1時に当RC事務局経由で
受け取りました。宛名通り小田切会長にも配信されております。
FAX文中(原文ママ)、
 貴クラブ推薦派遣生「森本真奈」さんも残り少ない留学生活となって
おりますが派遣されております第5100地区、地区委員Chuck伊藤様
より電話を頂き森本真奈さんのお父様が相手地区を訪問、真奈さんと
旅行を希望されていると貴クラブ、クラブ・カウンセラー長澤様より
問い合わせがあったとの事でした。
 Chuck伊藤様より長澤様にお話しされていることと同じかと思いますが昨日の電話内容は下記の通りです。

 第5100地区としての交換プログラム、帰国に際しての対応
1. 帰国1ヶ月前のご両親の訪問は禁止されている。
2. 真奈さんが滞在中にどうしてもお父様が希望されるのであれば、
 当地区とのRC交換プログラムの終了手続きを済ませた後にして頂き
 たい。
3. Chuck伊藤様は旅行会社と真奈さんの帰国を6月25日予定にて
 予約をしており、お父様のお話しがあった為、保留にしております。
 出来るならば今週中に結論を頂きたいとのことです。

 以上がお話しされた内容ですが、森本様と相談されその結果を
5月28日迄にお知らせ頂ければと思います。宜しくお願い致します。
とあります。

まず、森本さんのクラブカウンセラーは長澤さんではなく私です。
まさか帰国も近い派遣生のカウンセラーを間違うことはありませんよね。

さて森本さんからお嬢さんと米国内を旅行してから帰国できないかとの
お問い合わせは16日、メールでいただきました。
これについて私は、心情は理解するものの、原則禁止されていることを
どうぞ♪とは言えません。
ましてや初めに地区委員長に相談したら「スポンサーRCに相談してみては」と
言われたとなれば、判断はいちRCに委ねられたようなもの。
しかし原則禁止の事項は、ロータリアンの誰が答えても駄目な筈。
地区委員長に尋ねた時点で「駄目です」とキッパリ言ってくれればよかったのに
と思ったものです。

こうした思いをお察しいただき森本さんからは「行くことは取りやめにします」と
丁重なメールを22日、いただきました(16日から間があるのは私が出張と風邪で
出勤が困難だった為20日まで返信を延ばしてしまった為です)。

小田切会長には昨日23日、電話でことの経緯を報告しました。
上記の通り森本さんとの話も済んでおります。
それが何故ここにきて亡霊のようにこの話が復活したのかわかりません。
行き違いもありましょう。
FAXからはいつ長澤さんが伊藤さんに問い合わせたのか不明確です
(先程長澤さんに確認したところでは、これも何かの解釈違いと思われます)。

私の周辺での事実関係は以上の通りです。逆に伊藤さんと野澤委員長の間での話において、こちらと食い違っている点がありましたらご指摘下さい。
明日から出張に出ますので、急を要する問題解決につきましては当事者同士で
お話し合いいただければ幸いです。
怒りマーク) 尚、情報共有の為、このメールはスポンサーRC関係者にCCでお送りしました。
これに先立ち委員長が森本さんへ送ったメールは参考までにこちら
森本 様

メール拝読しました。出張並びに風邪をこじらせたりで返信遅くなりました。
申し訳ございません。

基本的には地区委員長が了解している段階で
私共スポンサークラブがどうこう言える仕組みにはなっておりません。
スポンサークラブとして行うべき仕事については責任もって行ってきました。
しかし、出国前のビザ取得の件も、今回発覚したレポートの件でも
(私が昨年この時期のオリエンテーションで、派遣学生からのレポートは
スポンサーRCに送るようあれほど要望したにも関わらず
地区主導にしておきながら、レポートが届いていないので現地のトラブルが
わからないとスポンサーRCに責任を押し付けてきた件)、
地区が「地区として行う」と明言した仕事について
トラブルがあった後でスポンサークラブに責任を共有しようとする地区の
勝手なスタンスが今年度は特に目につき、正直なところ辟易しております。

野澤委員長が了解しているのであれば、よろしいかと存じます。
当然、了解したからには後のフォローは全面的に野澤さんにお任せします。

Stacyの帰国が7月2日に決まりました。彼女の来日は8月21日でしたから
規定の11ヶ月以上を満たせませんが、家庭の事情ということで。
思えば彼女の現在までの9ヶ月間もこれまでになく厳しい環境でした。
ホストファミリーについていえば、急遽のホストチェンジが3回というのも
前例がなく、うち1軒はホスト移動1週間前のドタキャン。この時は
例会場で半泣きになって、1週間でも3日でもいいから預かってほしいと
会員の間を走り回ったものです。
Stacyも勘のいい子ですから、ホストが急に変更されれば何かと察知しますし
堀北家での歓迎されざる雰囲気も彼女から伝え聞くと立場を忘れて同情して
しまいました。
それでも事件・事故を起こさず、渋々ながらもちゃんと通学してくれたのは
根が真面目なStacyの性格もありましょうが、何かあった時に何とか手当てするスポンサークラブの態勢と、学校に頻繁に顔を出しては先生方との意思疎通を図り、学校生活を完全に把握するカウンセラーの親身な配慮(?)があったからこそ(傍から見れば女子高生を眺めに行っているだけじゃないかと笑われてますが。
またStacyには「矢橋さんは北海道で一番良いカウンセラー」というフレーズを最近、教えております。学生の好きにさせてはルールを無視して好々爺然としている他RCのカウンセラーとはワケが違う、どちらが正しいカウンセラーか覚えておきなさいという意味で)かと。

こうしてみると、交換学生の生活環境はスポンサーRCによってずいぶん左右されるものだなぁ、と今更ながら考えさせられます。その点では米国での生活で不自由を強いられた真奈さんには申し訳ない思いです。一方で、一昨年の派遣学生はほぼ一年間、テレビのない家でベビーシッターを強いられたメイドのような生活をしたという報告もあります。これも派遣してしまえばあとは相手国の配慮を信頼するしかない、まさにロータリーの性善に基づくプログラムといえます。

米国のStacyの御母堂からはちょくちょくメールが届きます。大半は娘を世話してくれてありがとうという感謝のメールですが、中には日米で異なるシステム(例えば送金やカードでの支払いについて米国ほど日本が寛容ではないことなど)で理解してもらえないこともありますが、最終的には「お任せ下さい」で信頼いただくしかなく、実際のところそれでうまくいっているので
御母堂にも信用されていると自負しております(そういう時に地区が勝手に
「新たに国内旅行をするから代金を支払え」と後付の金銭要求をするものだからスポンサーRCと実家との信頼関係が崩れかねない)。

ロータリアンはホストファミリーを引き受けようとせず、送り出した派遣学生の家庭も無事帰国してしまえばロータリーのロの字も思い出さないような不義理ぶりが近年目立ちます。
昨日、7月で交代する次の国際奉仕委員長とも話しましたが、すでにロータリーが手弁当、厚意でよそ様の子供を海外に送り出す時代ではないのではないかねぇと。
私自身が交換学生としてロータリーにお世話になったからこそ、ご恩を返そうとこの2年間は奮闘してきたつもりですが、それも良き時代のロータリーだからうまくいっていたのかも、と考えるほど、KaiにもStacyにも自分が満足できるほどのことをしてやれなかったという忸怩たる思いが残ります。



37.9度の熱がなかなか下がりません。
病人の戯言と聞き流してください。
真奈ちゃん関連 | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ロヲタリアン
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